私の得意とする領域の一つしてOracle E-business Suiteと呼ばれるERPパッケージがあります。
ERPパッケージというとSAPと呼ばれるのが一番メジャー(日本では勘定奉行、ワークスアプリケーションとかかな・・・。)ですが、
Oracle社でも世界No.1を目指してこの製品を生産しているわけです。
ところでERPというのは・・・なんでしょうね・・・。
直訳すると企業資源計画(Enterprise Resource Planning)。
・・・。
意味わかんないですね。
もう少しイメージが湧きやすい感じで言うと、
企業の活動にはいろいろなものがありますよね、
・材料を買ってくる仕入れとか
・材料を加工して品物を製造するとか
・できた品物を売るとか
・作っている人たちの給与を計算して支給したりとか
・お金の収支を確認するとか
それぞれ会社内のいろいろな部門でやっている役割を一つのシステム内でデータを
共有しながらやりましょう、というものです。
実際、ERPを入れてない会社さんですといろいろなシステムが部門と同じような
縦割りで入ってしまって、「会社全体でお金の動きってどうなの?」とい連携するのに
苦労してしまったりするわけですね。
とは書きました、雑載縦割りの組織に横串の視点で見れるようになったからって
特にそれで良かった、という話はあまり聞きません。
実際、ERPを導入する際にはソフトウェアだけでなく組織に関する考え、
仕事に関する考えも含めて調整をかけていかないと意味が無いものになります。
この変の調整が実は一番難しいのですが、コンサルの醍醐味でもあります。
その話は追って。
ちなみにERPというとパッケージというイメージがありますが、別にパッケージ
でなくてもこのような思想を基にスクラッチであってもいいわけなんですけどね。